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【英検準一級】独学で一発合格した勉強法
こんにちは!はっとりです!
今回は「英検準一級」について、自分が実施していた勉強法についてお伝えしたいと思います!
英検準一級と聞くと
- 難しそう
- 2級を余裕で取得したので、勢いで受験したら痛い目見た
- 4技能試験だから対策大変そう
といった印象を抱かれるかもしれません
確かに英検準一級は簡単には合格出来ません。
しかし、しっかりと学習フローを立てて対策を行えば決して無理な資格ではありません!
そこで、英語上級者の入口とも言える英検準一級を取得するために私が行った勉強法についてお伝えしていきましょう!
勉強期間

私が英検準一級を取得するために集中して取り組んだ期間は、大体4か月程度でした。
英検は1月、6月、10月と年3回の実施となり、私が準一級の受験を決めたのが1月の終わりごろだったので
2月~6月までの4か月くらいでした。
1月の終わり~2月の頭までは
- 学習フローの形成
- 参考書の選定
に時間を充てました。
いずれもインターネットで
- どれくらいのレベルの人が
- どれくらいの期間で
- どんな参考書を使って
- どのように勉強したか
を参考に学習フローを形成していました。
私は準一級の受験を決めた時点で「TOEIC700レベル」に位置していたので
「4か月で無理なく最短ルートで狙える、一発で行けなかった場合でもその次で合格出来る」
そんな学習プランを組み立てた結果、以下の学習プランになった次第です。
しかし、「今の自分はTOEIC600ちょっとだ…」という人でも、この学習プランでしっかり実力を伸ばせると感じましたので
- 「英検2級ギリギリで取ったばかりだ」
- 「TOEIC500に満たない…」
という人でない限り、この学習プランで十分に実力UPを狙えます。
具体的な学習方法
①単熟語集中フェーズ 目安・約1か月
英検にはある通説があります。 それは…
「英検は単熟語ゲー」
はい、その通りです笑
なので最初の一か月は、とにかく単語帳に集中して取り組みました!
使用した単語帳は「旺文社出版 出る順パス単 準一級」です。

英検準一級に特化した語彙を身に着けるのが最短ルートですし、単語と熟語がまとめて収録されているところが
かなりおススメポイントです!
単語と熟語で1850語が収録されているのですが、大学受験時代にターゲット1900で培った単語力に自信があったこともあり
1か月で2週しました。 結構なハイペースですが、通勤中などのスキマ時間と帰宅してからの勉強時間、全てをこのパス単に充てていました。 結構気合が入っていたかもしれません笑
というのも、英検準一級の難しさは「問われる語彙レベルの高さ」に尽きるんです。
よく言われているのが
「英検準一級取得者のレベルは、TOEIC800取得者と揶揄されるが、TOEIC800取得者でも英検対策をしないと合格は難しい」
ということ。
これはつまり、TOEICであまり問われない語彙も幅広く問われるので「試験の性質が違う」ということなんですね。
具体的には、
- 長文問題で扱われる語彙レベルの高さ
- 大問1の短文穴埋め問題が、ほとんど語彙力を問うもの
というところが、TOEICとは違うところになりますね。
といった感じで英検準一級受験における語彙力強化のウェイトは非常に重いです。
なので、この期間を終えた後も、英検当日1か月前まではスキマ時間をこの単熟語帳に充てていました。
②リーディング実演フェーズ 目安・約1か月
単語帳で語彙力を強化した後、まずはリーディングに移行しました!
とはいっても、リーディング専用の参考書を購入したわけではなく
すぐに過去問に入りました。
使用した過去問は「旺文社出版 英検準一級 全問題集」です!(余談ですが、リスニング音声が収録されたCDは別売になっています。僕は一緒に購入しました)

英検準一級のうちリーディングに位置するパートは以下の通りになります
- 大問1が短文穴埋め問題(語彙問題)
- 大問2が長文穴埋め問題(長文の中の空欄を接続詞で埋めるイメージ)
- 大問3が長文読解問題
という構成になっています。
全問題集は過去問を6回収録していますので、最初の3回は大問ごとに
「自分が何分で解けているか」
を計測して演習を行い、その後わからなかった単語、表現を書き出し覚える、という手法を取っていました。
大問ごとにかける時間の目安はありますが、リーディングとライティングを終えた時点で10分残すことを目標に解答していくことをオススメします
リスニングの問題を先読みする必要がありますからね。
最初の3回は時間に神経質になる必要はありませんが、ある程度自分が解答するのにどれくらい時間がかかっているかは把握しておいた方が吉です。
後半の3回は、大問1~3まで通しで時間を計って演習を行いました。
前半の3回だけで合格ボーダー越えプラス時間に余裕を持たせるのは困難なので、そこまで神経質になる必要はありませんし
”慣れ”という視点で言えば3回である程度感覚を掴めますので
”集中しながらも気楽に”を念頭に置いてやるのが吉です。
補足ですが、このリーディング期間中に、単熟語学習を並行することによって
語彙強化に相乗効果的な向上が期待できますので、スキマ時間などを上手く活用してその二つを並行することをおススメします!
③リスニング実演フェーズ 目安・約1か月

英検準一級の関門と呼ばれるのが、このリスニングになります。
用いられる語彙も簡単ではありませんし、スピードも決してゆっくりではありません。
しかし、リーディングで用いられるような難しい語彙を何度も用いられるわけではありません。
なので、しっかり対策をしていけば合格ボーダーの正答率7割を取ることは決して難しくありませんので
しっかり対策をしていきたいところですね。
具体的に取り組んだのは、やはり上述した全問題集を演習し
- わからなかった表現を覚える
- スクリプトを見ながら音声を追う(リピーティング)
- スクリプトを見ずに音声を追う(シャドーイング)
をしました。
ポイントになるのは
- 慣れ
- 英検準一級リスニングの頻出フレーズを覚える
- 英検準一級リスニングの会話パターンを覚える
の3点。なので演習と復習をテンポよく進めることが合格ボーダーへの近道です!
また、演習する時はあらかじめ5分~10分、リーディングで残すであろう時間をセットして
リスニングの問題を先読みしてから行うのが良いです。
「本番により近い形で行う」というのもそうですが
先読み慣れしておいて少しでも多くの情報を読み取っておく訓練にもなります。
以上の事を、全問題集に収録されている6回分行っていました。
④ライティング学習フェーズ 目安・約1か月
ライティングで取り組んだのは、全問題集の6回分の他に、以下の参考書を実施しました。

というのも、英作文については
- 一問で1次試験全体の配点1/3を占めている
- 受験当時形式が変わって間もなかった
- 対策をすれば高得点を十分に狙える
といった理由から、特に力を入れたんですね。
そこで、全問題集だけじゃなくて、色んな使える言い回しや解答サンプルを得られる上図の参考書に取り組んだというわけです。
「英作文問題完全制覇」には
- 英作文についての基本
- 英作文の基本フレーズ
- 分野別の使えるフレーズ
- 24個の議題について、肯定と否定両面の模範解答
が収録されていましたが、試験まで残り1か月を残すのみだったので
④の解答サンプルを徹底的にノートに転写して叩き込みました。
「解答を覚える」のではなく、「テーマに対して、どんな切り口で、どう解答するのか」という”型”を
頭に叩き込んだイメージです。
「大体感じがわかった」というところまで来た段階で、今度はその24個の議題に「自分の英作文」で挑み
最後に全問題集の英作文6問に時間を計って挑んだ…というような形になります。
僕はこれで8割ちょっとをマークしましたが、中には「9割!満点も無理なくイケる!」という準一級ホルダーもいらっしゃるので
得意な方は狙ってみて合格を確実なものにするのも良いかもしれません。
最後に
今回は、英検準一級に独学で一発合格した方法についてお伝えしました。
英検準一級に特化した勉強ではありましたが、特別な勉強法をしたわけではなく
王道な攻略法でかけるべき時間とかけるべき労力を注げば結果がついてきたように感じました。
私の体験談が、あなたにとって英検準一級を取得する動機となり、そしてお役にたてる情報となることを
願っています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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