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【中級者→中上級者】TOEIC600→700オーバーへの勉強法

こんにちは!はっとりです!
今回は、TOEICスコア600から、700をオーバーさせるための勉強法について紹介します。
TOEIC600というと、就職活動や転職活動で、履歴書に書けるレベルになってきます。
しかしながら、「英語力」をアピールするのであれば、700をオーバーさせてよりインパクトを与えていきたいところです。
TOEIC600から上、つまり中級者を脱して中上級者~上級者を目指しての勉強は
TOEICテクニックから少し出て、根本的な英語力をコツコツと高めていく段階になりますので
しっかりと身に着けて、英語力を高めていきたいところですね!
それでは、お伝えしていきましょう。
難しいとされるPart3.4.7の攻略に入る
TOEICは、受験英語や英検とは少し違った特色がある試験です。
そんな中で、関連記事にてTOEICの形式に慣れるための方法についてお伝えしました。
そこでは、TOEIC初心者にとって点数を伸ばしやすいパートを伸ばし
その上で公式問題集を用いて形式に慣れつつ、試験問題を効率的に解く”テクニック”について解説しました。
そして今回は、その初心者向けの「TOEICテクニック」を抜け出し
「本格的に英語力を伸ばしに行く」
そういった趣旨になります。
それでは、具体的に行うことについてお伝えしていきますね。
【リスニングパート】リピーティング・シャドーイング学習

TOEIC700をオーバーさせるために、リスニングパートでおススメする学習法が
TOEICのリスニングパート Part3.4を使った。
- リピーティング学習
- シャドーイング学習
になります。
※必ずTOEICに準じた過去問、模試のリスニングスクリプトで行うようにしましょう。
シャドーイング学習については聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
2つともリスニングスクリプトを”自分で発音する”学習法になります。
「発音?スピーキングじゃなくてリスニングなのに発音を鍛えるのかい?」
とお思いになるかもしれません。
しかし、シャドーイング学習についてご存知の方は、これも既に聞いたことがあるでしょう。
発音出来ない英語は、聞き取る事も難しい
「聞いてる時は全然わからなかったけど、スクリプトを確認したら知ってる単語ばかりだった!」
そんな経験はありませんか?
というのも、英語には英語のリズムがあり
音の連結などで、自分の頭の中にあるイメージと異なる形で発音された時、認識できない…といった事が起こります。
そして、これこそが英語中級者と上級者を分かつ壁と言って良いでしょう。
その壁を解消するために、TOEICハイスコア所持者がしきりに行っているのが、シャドーイング学習というわけです。
それでは、順を追ってお伝えしていきますね。
①シャドーイング学習の前にリピーティング学習
リピーティング学習とは、リスニングスクリプトを見ながらCDのTOEICの問題を再生し
音声と同じペース、同じリズムで読み上げていきます。
始めた時はかなりつっかえてしまいますが、つっかえた時点でまた音声を巻き戻し、繰り返し行います。
この学習法を行うことによって、音の連結を自ら実践し、耳と口で自然な英語のリズムを養うことが出来ます。
シャドーイング学習をする前に、このリピーティング学習でTOEICのリスニングスクリプトを、耳と口に馴染ませていきましょう。
②シャドーイング学習
リピーティングに慣れてきたら、続いてシャドーイングを行います。
シャドーイング学習は、スクリプトを見ずにリスニング音声を流し、聞こえてきた英語の後を追うように
口に出します。
リピーティング学習同様、つっかえたり置いていかれたらまた巻き戻して繰り返し行います。
リピーティング学習、シャドーイング学習で得られる効果
上述した2つの勉強方法で、得られる効果は2つあります
- 英語のリズムを感覚的に覚える
- TOEICのリスニングスクリプトの傾向を把握する
- 英語のリズムを感覚的に覚えられることについて
先述の通り、英語中級者と上級者を分かつ壁はここにあると言っても過言ではありません。
英語に不慣れな日本人は「I… want… to…」のように、ひとつひとつの単語を区切って話します
しかし、ネイティブスピーカーにとって話しやすい速度はもちろんそのレベルを超越し
リエゾンという「音と音の連結」を引き起こします。
これに自分を馴染ませ、聞き取り、そして話せるようになれれば、より自然な英語と対面した時に
聞き取る際はグッと聞き取りやすく、話す時はグッと自然な英語に近い英語を話せるようになります。
これは、TOEICのリスニングパートでも同じことが言えます。
なので、シャドーイング、リピーティング学習は、より自然な英語をあなたに馴染ませ
英語中級者から脱するために効果のある学習法と言えます。
- TOEICのリスニングスクリプトを把握する
リピーティング学習もシャドーイング学習も、TOEICのリスニングスクリプトを自分で発音する学習法になります。
すると、リスニングスクリプトを何度も何度も自分で発音することになりますよね?
TOEICのリスニングスクリプトには
誰が、どんなことを話して、どんな問題が生じて、何を提案され、問題文で何を問われるか…などの傾向があります。
これらを把握しておくと、試験中何が問われるかについて予測しながら向き合うことが出来ます。
実際のTOEICのリスニングスクリプトを用いてリピーティング、シャドーイングをすることは
根本的な英語力を底上げし、さらにTOEICの傾向把握も出来るという2重の意味で効果的な学習法と言えるんですね。
【リーディングパート】精読

リーディングパートでは、主にPart7の精読を行います。
精読では、ひとつひとつの英文を、正確に、文構造を理解しながら読んでいきます。
これを行うことによって
- 英文を読むときに、構造を意識しながら読む
- TOEICに頻出の文章構築に慣れる
という成果が期待できます。
- 構造を意識しながら読む
文構造を理解しながら読むというのは
英文を読んでいる最中に「この形は、こんな意味を取るんだなぁ」
と、英文の意味を予想しながら読むことが出来るようになり
最終的に、英文を読むスピードが上昇します。(読み返しの回数も減りますしね)
TOEICでは、スコアが800半ばに到達しないうちは、リーディングパートで時間切れになるのがほとんどです。
それはすなわち、英文を読むスピードは、そのままスコアに直結すると言って間違いありません。
「そこまで文構造把握に自信がない…」
という方は、英文解釈から始めても良いでしょう。
よほどの難問でない限り、受験レベル以上の構造は取られませんので
「基礎・英文解釈の技術100」などを用いて、文構造把握に慣れると良いでしょう。

- 頻出の文章構造に慣れる
リスニングパート同様、リーディングパートでも頻出パターンが存在します。
長文のストーリーがどのように展開されていくか、どんなことを設問で問われるのか(NOT問題に注意するなど)
ひっかけ問題をどのように設置してくるかなどがそうですね。
精読を行うことで、そのTOEICの頻出パターンに触れ、慣れていく事で
よりストレスを低く、素早く正確に試験を進める事が可能になっていきます。
リスニング、リーディングパート通してやるべき基本的な事

もちろん、リスニング、リーディングを通して
「知らなかった表現、単語を確認しておく」
というのを行うのを忘れてはいけないです。
過去問は頻出表現の宝庫です。
TOEIC600レベルともなれば
「ほとんどの表現を知らなくてキリがない!」
ということもないでしょう。
一回一回の過去問演習で、着々と語彙力、表現力を身に着けるのは
中級者を脱するという意味でも、TOEICでハイスコアを狙うという意味でもこの上なくあなたの英語力向上を促します。
コツコツと、着実に力をつけていきましょう!
結論
今回は、「中級者→中上級!」をテーマに、TOEIC600から700をオーバーさせる勉強方法についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
中級者から中上級者に上るためには、根本的な英語力の底上げが不可欠です。
その分、地道にコツコツとした努力が必要になるでしょう。
しかし、この段階を経る事で、あなたは確実に英語を身につけ、活用していくために必要なものを
得ていく事が出来ます。
あなたにとってこの記事が、あなたの英語学習に役立ち、培った英語力をより高く向上させる助けになる事を願っています。
最後に
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!
このブログでは、英語を学ぶ事によって自己実現を果たし、
- 出来ない自分からの脱却
- 出来る自分への跳躍
を果たすことを目的に情報を発信しています
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