この全体像を把握する事で英語学習がグッと快適になる

前回から引き続き配信をご覧いただきありがとうございます!

前回の配信ではざっくりと

  1. 『英語上級者』=TOEICでいう800、英検でいう準1級レベルにちゃんと達してもらう
  2. 英語上級者になるプロセスで、「確固たる自分独自の強み」を身につけて欲しい
  3. そのために、「自己実現を叶えるツール」として、脳科学やコーチングの視点から英語学習を捉えていく

という内容をお伝えしましたね。

せっかく時間や努力を注いで英語を勉強するわけですから、しっかりと「上級レベル」と呼ばれるだけの結果を出しつつ、その努力の過程までも自分の武器になるようにしていきたいわけです。

そのためには英語学習の話だけでなく、その枠を超えた脳科学や心理学の話、そしてそれに基づいた「一歩踏み込んだコーチング」の話もしていく必要があるんですけども

今回はなるべく英語学習の話から入っていこうかと思っています。

というのも、最初から心理学や脳科学の話をしてしまっても
「じゃあそれが英語学習とどう関係あるの?」
ってなりがちですからね笑

なので、まず具体的に皆さんのお役に立つ具体的な英語学習の方法論をお伝えして、そこから徐々に心理学や脳科学的な、より本質的な所をお伝えしていけたらなと思います!

全体像を把握すれば、英語学習はグッと快適・効果的になる

目標、目的を決めずに行う英語学習ほど挫折しやすいものはないです。

英会話が出来るようになりたいのであれば英会話に焦点をあてた練習をした方がより成果は上がりますし、TOEICでハイスコアを取りたいのであれば、勉強の成果がしっかりスコアに現れるような勉強をする必要があります。

とても基本的な事を言っているように聞こえますが、これを正しく行えている英語学習者は非常に少ないです。

例えば、ひとくちに「単語を覚える」にしても「英会話が出来るようになるための単語の勉強」と「英語が読めるようになる、TOEICでスコアを上げる単語の勉強」は違います。

しかしほとんどの英語学習者は「単語学習」というひとくくりでとらえてしまっているため、自分の目標に対して最適な学習方法をとれないでいます。

もちろん最適にこだわりすぎて勉強方法を探してばかりいるよりは、勉強や練習を積み重ねる方が大切ではあります。

しかし、日本人英語学習者にとっての目標ごとの最適な英語学習法は今やかなりの精度で確立されています。

それを利用せずただガムシャラに勉強や練習を重ねていても、効果が実感出来ずに挫折してしまうリスクが非常に高くなってしまうわけです。

それに、
「自分はなんでこの勉強をしているの?」
「この勉強がどんな風に自分の目標達成に作用するの?」

といった疑問を抱えたままただ勉強を重ねていくのは、それだけでストレスじゃないですか?

だからこそ、そのストレスを払拭して、自分の実践している勉強がどんな風に目的達成につながっていくのかをしっかり把握した上で勉強をすることは、ご自身の英語学習をより快適に効果的にすることに直結するわけですね。

英語学習の機能を分ける2つの概念とは?

英語のスキルは以下のように大きく2つに分けることが出来ます。

英語のスキルを分ける2つ
・受容スキル(Receptive Skill)
・生産スキル(Productive Skill)
またそれらのスキルを具体的に表すと以下のように分けることが出来ます。↓

受容スキル(Receptive Skill) リスニング
リーディング
生産スキル(Productive Skill) ライティング
スピーキング

それではひとつずつお伝えしていきますね。

受容スキル(Receptive Skill)

受容スキル(Receptive Skill) リスニング
リーディング

受容スキルは、リスニングとリーディングのように「相手によって書かれたor発せられた英語を理解する力」を指します。

リスニングは、相手によって発せられた音を聞き取り、それを脳内で変換して理解する力
リーディングは、相手によって書かれた文章を見て、その内容を理解する力と言う事が出来ますよね。

「英語→理解、イメージ」という感じです。

このスキルを養うのに必要となることは、例えば単語を勉強する時は「英語→日本語訳」を重点的に意識するのが効果的ですし、英文法を学ぶ時も「英文がこの形になっている時は、こんな意味になるんだな」という意識で取り組む事が肝になりますね。

生産スキル(Productive Skill)

生産スキル(Productive Skill) ライティング
スピーキング

対して生産スキルは、ライティングやスピーキングのように「自分の頭にあるイメージを相手に伝えるために、英語を生産する力」を指します。

ライティングでは、例えば「日本の英語教育は優秀だと思うか?」について問われた時に、YesかNo、そしてその理由についてあなたの意見を英文で述べる必要がありますよね?

つまりそれは、あなたの頭の中にある理論を英文という形にする力と言う事が出来ます。

スピーキングスキルはそのライティングスキルに瞬発力が合わさったようなイメージですね。

この生産スキルを養う上で大切になるのは、受容スキルとは対照的に、単語を学ぶ時は「日本語訳→英語」の視点で、文法を学ぶ時は「英語でこう言いたい時は、こういう表現を使うんだな」という視点です。

初心者が特に目的を明確にするのをおすすめする理由とは?

目的を明確にすることで、より効率的な学習が可能となって成果を感じやすくなります。

成果を感じやすくなることでモチベーションの管理が楽になり、英語学習がより快適かつ濃密になります。

例えばTOEICのスコアを伸ばす事が目的なのであれば、単語を勉強するにも「単語のつづりを見て日本語訳を思い浮かべるトレーニング」に集中する事が出来ます。

言い方を変えるなら、「日本語訳→英単語」の過程を省略することで、より時間を有効に使い、より短期間に「TOEICのスコア」という目に見える成果を体感することが出来るというわけです。

「TOEICは本質的な英語力を身につけるファーストステップでしかないんですよ!」という人でも、TOEICをファーストステップとするならまずはTOEICで成果を出すための最適な方法をとることをおすすめします。

TOEICに焦点を当てて単語の勉強を「英単語→日本語訳」に集中させたとしても、英語の勉強の目的を英会話にシフトした時に「日本語訳→英単語」の勉強をする時にかなり役に立つものになっているはずです。
(後述する『統合作業』にてもう少し具体的にお伝えします。)

英会話の上達が目的である場合も同様のことが言えますね。

頭の中のイメージや日本語を英語に変換していく作業には「日本語訳→英単語、英語のフレーズ」の勉強が非常に有効です。
英会話ではスラスラと自分のイメージを英語で話せるようになると、より強く成長が実感出来ますからね。

同じ単語の勉強でもTOEICの単語学習とは逆ですよね?

要するに、大切なのは
・自分が現在行っている勉強が、何のために行われているかを把握していることが英語学習を加速させるのにとても重要
・受容スキルと生産スキルという観点はそのために非常に役に立つ
ということです。

中級者や上級者が好んで実践している『統合作業』とは?

長文読解力からわかる『英語力の統合』のイメージ

突然ですが、英語の長文読解はどのようにして上達していくと思いますか?

単語力がついていくことで上達していくのでしょうか?
文法知識が身についていくことで上達していくのでしょうか?
それとも、長文読解慣れによって上達していくのでしょうか?

僕は「これら全てが統合されて上達していく」というイメージで解釈しています。

例えば、I love you.のような単純な文なら単語が全てわかるだけでこの文を理解出来るでしょう。

しかし、以下のような文章だったらいかがでしょうか?

Tiger sharks, the fourth largest type of shark on the planet, are known to consume not only fish, turtles, and mammals such as seals but also an extremely wide variety of other sea creatures.

(出典:2019年度第3回英検準1級過去問 P.6)

この一文を頭から訳していったとしたら、全ての単語が分かったとしても情報を整理するのに時間がかかりすぎますし、なによりこの壱文を読んだだけでヘトヘトに疲れてしまいますよね。

対して、ここに文法知識を用いて文章構造をひも解いてみると

主語(Tiger sharks)
動詞(are known)
補語(to consume)

と解釈することが出来れば
「Tiger sharksが(not only以下を)to consumeすることでknownされているんだんぁ」
と、それぞれのまとまりと役割を瞬時に、簡単にとらえることが出来ます。

実際僕なんかはSeals=アザラシ、という単語は知らなかったんですが、文章の構造がわかっていたことで「あぁ、Tiger sharksに食べられるFishとかTurtlesとかと同格なんだなぁ」と解釈することで、読み進める分には全く問題はありませんでした。

つまり、英文法知識が英単語力を補ったわけです。

もちろん逆の事も言えます。
いくら英文法知識をもって英文全体を見通しても、英単語や熟語の意味が分からない場合、文章の意味を正確にイメージすることは出来ないですよね?

つまり、長文を読むのに必要なのは、英単語力と英文法力それぞれ単一の能力ではなく、それらが統合された「長文読解力」という新しい枠組みだということです。

本質的な英語力は、『受容スキルと生産スキル』の統合によって出来上がる

さて、長文読解の例を挙げて『各スキルの統合』についてイメージしていただきましたが
受容スキルの一つである長文読解のスキルから、英語全体にステージを上げた時にもこの『各スキルの統合』がカギになります。

端的に言えば、本質的に英語力を身につけていくには、上述した「受容スキルと生産スキルを統合すること」がカギになります。

よく「TOEICのリスニング対策に、シャドーイングが効きますよ!」というような英語学習ノウハウを見るかと思います。

僕もシャドーイングは大いにお勧めしているのですが、その理由は上述の「受容スキルと生産スキルの統合」を効率的に行えるトレーニング方法だからです。

例えば、シャドーイングというトレーニング方法を初めて知った時の僕は
「なんでリスニング音声を復唱することが、スピーキングじゃなくてリスニングのトレーニングになるんだろう…?」
みたいな疑問を持ったのを覚えています。

これについては多くの英語学習系ブログ(このブログも含めて笑)なんかが
「英語らしい発音を自分で出来るようになることで、音の認知に敏感になる。」
という理由で勧められています。

僕も大いに「そうだ」と思っているんですが、もう少しだけ詰めて考えると

「発音(生産スキル)と、リスニング(受容スキル)を統合することで、本質的な英語力を底上げしているからスコアが伸びる」

と解釈できます。

また、速読力と精読力(リーディングスキル)を同時に養うトレーニングとして、英文の音読が挙げられます。
そのトレーニングに特化したテキストも発売されていて人気を得ているくらいです↓

これについても、初めてこのトレーニング法について聞いた時に「スピーキングじゃないのになんで”音読”なの?」という疑問が浮かびました。

それに対して「英語を音読するスピードで理解し、英語を英語のまま理解する力を養う」という意味で勧めているわけですが、これももう一歩踏み込むと

「リーディングスキル(受容スキル)とライティングスキル(生産スキル)が統合される」
と言う事ができます。

というのも、英文を頭から理解していく力というのは、転じて頭の中のイメージをそのまま英文で構築していくスキルにリンクしてくるんですね。

このように、主にListening & Readingと名の通り受容スキルを問われるTOEIC L&R TESTですが、ハイスコアを狙っていく上級レベルに近づいていくにつれて

「受容スキルと生産スキルを統合することでより本質的な英語力が出来上がっていく」
と言うことが出来るわけです。

今日からあなたの英語学習は、より効果的・快適になっている

さて、ここまで英語学習の全体像について、グッと踏み込んだ目線で見てきました。

特に「本質的な英語力を養う上で、異なるスキルを統合させる感覚」というのは、この配信でこれからお伝えしていく「英語上級者になるプロセスまでも武器にしていく」という目的を達成していくのに必要な、「より根本的な心理学や脳科学の話」にも繋がってくるところなので、ぜひお伝えしておきたいところでした。

それと、単純に英語が身についていくプロセスをより細かく、正しく知っておくことは、それだけで英語学習を効果的・快適にしてくれるので、実際にあなたご自身の英語学習を見つめ直したい時に、何度も見直しに来て欲しいポイントでもあります。

数十万円レベルのコーチング英会話サービスでも要にしているメソッドなので、ぜひ活用してくださいね!

【最後に】Line配信受講者限定の無料スペシャルオファー予告

今回は、かなり実践的な内容を深掘りしてお伝えしてきました。

そして次回は、このLine公式アカウント配信をお読みのあなただけに、限定のスペシャルオファーをご用意しております!

今回お伝えした内容は、英語学習にかなり突っ込んだ内容をお送りしましたが
次回のスペシャルオファーは、「あなた自身」によりフォーカスした内容になります!

今回の内容以上にかなり濃密な情報をお届け出来るようなオファーになりますので…
ぜひ楽しみにしていてください!

では、また次回の配信でお会いしましょう!