依存と自立 先生と先輩

こんにちは!はっとりです!

前回の配信では

  • 努力と継続は、意識高い系の話ではない
  • YouTubeを観るような感覚で、積み上げていくのが理想であり、ゴール

という話をしましたね。

「ホントかよ?」
という気持ちが拭いきれない部分もあるかもしれないですが

大丈夫です!
”楽して英語出来るようになる”みたいなニュアンスを一切含まない
”ちゃんと英語を自分とリンクさせる”
というこの配信を、第4回に至るまで読み進めているあなたなら
”あれ?意外と行けてるな…?”
みたいな感じで出来るようになります笑
(僕自身も、そういう人に集まって欲しいと思って配信してますし笑)

 

さて、今回は

”依存と自立、先生と先輩”
という触れ込みで話していけたらなと思います。

 

依存と自立、なんていうと
メンタル系の話かな?
みたいに思われるかもしれませんが
そういう訳ではありません笑

英語学習の、依存と自立、という話です笑

 

ブログとか、ツイッターとか、line@特典のレポートなんかでも
「英語学習の自立」
っていうのは、僕のポリシーとして(もちろん、このグループとしても)
掲げているものです。

 

この”自立している状態”っていうのは、結構感覚的なものなんですが

  • 今の自分の各英語スキル(単語力、文法知識の運用力、聴解力など)をある程度正確に把握している
  • 目標(TOEICや英検、会話力向上など)に向かって、どのスキルを、どれくらいの期間でどの勉強法で向上させるべきかが体感でわかる

みたいな感じでとらえてくれたら大体あってます笑

 

で、この”英語学習の自立”なんですが
それがこの配信のゴールの一つだったりします

下手すると、”英語上級レベルに至る”っていう事よりも
こっちの方を重要視しているまであります笑

っていうのも
その英語学習の自立さえしてしまえば
あとはもう時間の問題なんですよね

何にどれくらい、どのように努力を注ぐべきか
ほぼノータイムでわかるわけですし

スタートからゴールまでの道筋が8割以上見えてる感覚なので
努力を注いでいる間も負荷が軽くなります。

そんな状態でで努力が注がれて、積み重なっていって
成果が出るまで、どれくらいの時間や努力かが体感でわかるって
めっちゃ楽じゃないですか?

もうそこまで来たら、英語学習”勝った”みたいな(別に誰と戦ってるわけでもないのに笑)
もう半自動で、習慣的に英語力をつけるのが可能になるわけです。

で、僕自身もそうだったんですが
そういう
”あ、自立したな。自分の中でリンクしたな”
みたいな感覚を得るのって
大体その、TOEIC800だったりとか、英検準一級だったりとか
一般的に”上級レベル”に至るぐらいなんですよね

だから、この配信を通して
ちゃんと、一般的に”上級レベル”と認められる英語力を身に着けた上で
自分の英語力を示しながら
もっと本質的な”英語学習の自立”
っていうのを同時に得て頂きたい!
と思っているわけです。

まぁ、前回お話した
”努力と継続が難しい事ではない”
っていうのとリンクした話ですね笑

 

さて、それではその”英語学習の自立”についてなんですが
ちょっとここで具体的な例を挙げてみますね。

 

英語を学ぶ上で、僕は最初、”教わる”という事を通して身に着けようとしていました。

大学受験での”英語”という科目で
学校の先生や、予備校の講師の方

その後大学に入学してからも
大学、英会話教室のネイティブの先生や
TOEIC、TOEFLなど、英語系の資格取得講座の日本人教員など
色んな先生に教わってきました。
(英文系の大学で、英文科専攻だったので、英語の教育に関してはガッツリ系だったのは間違いないですねw)

 

目次

先生という存在

先生という存在は、色んな知識を教えてくれます。

英文法は、時制の一致から倒置法まで1から10まで教えてくれますし。

長文読解では、キーワードとなる単語や熟語を教えてくれたり、
文構造を解体して、完璧な訳を教えてくれます。

リスニングやライティング、スピーキングもです。

注意すべき情報がどこに来るのか
間違えやすい文法と、正しい英文
LとR、SとTHの発音の差、発音の仕方

全て教えてくれます。

良い先生であれば、教えた上で
「わからなかったら聞いてね~」
とも言ってくれますよね笑

ただ、先生の教えてくれる事は
”完全”であり、”具体的”であるがゆえに
”一方通行”になりがち、という側面がある
と僕は考えていて

まぁそもそも
先生方っていうのは…例えば英語の講師であれば
既に卓越した英語力を持っている人の方が用いられやすいじゃないですか?

(まぁもっと厳密に言うと
ちゃんと英語力を持っていて、なおかつ、その知識をわかりやすい形で教える事が出来る人、ですね)

なので、先生方は、それを”正しく”教える事に注力するんですよね。
で、それは実際”先生として正しい形”だとは思うんですよ。

だからこそ、僕は英語を
”正しい知識を取り入れる→手に入れた知識によって英語が出来るようになる”
こんな構図で上達させようとしてたんです。

でも、これを繰り返していて、僕はすぐに壁にぶち当たりました。

正しい知識を頭に入れる事と
それを問題を解く、あるいは英会話でスムーズに話す
という事は、また別問題だという事に直面したんです。

感覚的には…そうですね
僕たちは中学英語で、
「主語と動詞がメインにあって、それを形容詞や副詞で修飾していく」
みたいな骨組みを習っているし、試験でそれを解くのは簡単だけれども
いざ英会話になると、つい単語だけで話してしまいがちになる…みたいな
そんな感じでしょうか?

もっと端的に言うと
「時制の一致については習ったけど、問題が時制の一致を問う問題だと気が付かなかった」
みたいな、そんな感じで笑

だから、教えてもらった”具体的な知識”だけでは
「時間内に解くという感覚、スピーディに問題を解くまでの思考回路」
みたいな部分がカバーされなかったんですよね。

言ってしまえば
出来るようになった時の
”感覚的な部分”
です。

で、”それってなんでだろう…?”
って考えたんです。

で、考えた結果

具体的な知識だけでは、生徒と先生の間に存在する
”ギャップ”が埋まらない。
っていう事に気が付いたんです。

だって、先生って、基本的に
「必要な具体的な知識を教えていくよ~」
っていうのが前提じゃないですか?

で、”知らない僕たち”に”知ってる事を教える”
っていう、そういうアプローチになりがちなんですよね。

ネイティブの先生を想像していただけるとイメージしやすいかと思います。

最初から英語が完璧に話せるので
”教わっている生徒と、自分とのギャップを埋める”
事は、いっそう難しいです。

(まぁもちろん、ネイティブの先生も
”日本人はこういう文法ミス、表現ミスをしやすい”
という教育を受けては来ますが、それでも、僕らとのギャップはより大きいです。)

それは、生徒の状態である”出来ない状態”を知らないから。

だから、生徒の今の現状をスキップして
”あるべき完全な姿を提供していく”
そういうアプローチになりがちなんですよね。

だから僕は

間違える
→先生から具体的な知識を授けてもらう
→また間違える
→具体的な知識を授けてもらう…

という”教わる”のループを繰り返した時に
”出来るようになっている自分”

”得るべき具体的な知識”
っていうのが、リンクしない

そんな感覚になっていたんです。

 

”先輩”という存在。

 

で、そういう悩みを抱えていた時に
非常に助けてくれた存在が

”先輩”
という存在だったんですよね。

この先輩という存在は
先生ほど卓越した存在ではなかったですし
特別教えるのが上手い存在でもなかったんですよ

しかしながら、僕は何かを学ぶ上で
先生から学ぶよりも200倍この先輩からの助言が重要だな、と考えています。

 

なぜでしょうか?

 

それは、先輩が教えてくれるのって
”出来ない状態”から”出来るようになる”までの、
プロセスや、感覚的な事だったから、なんですよね。

それは先生ほど、詳しく具体的な事ではありません

が、
「だいたいこの参考書を、3周する頃には問題集に移ってたよ~」
とか
「最初は全然解けなくてストレス溜まっちゃうんだけど、問題集は慣れの部分も大きいから正答率関わらずとにかく解くっていう意識で全然OKだよ~。結果は4回目くらいからついてくるし」
とか
「解いた後の解説の理解が大事だよ~、とか言われるけど、もっと大事なのは問題見た時に
”あ、これはこうだ”って瞬時にわかる”感覚”だからね~。それって、”場数”でしかどうにもならないんよ。
解説やテキストばっかりかじりついててもダメ」
みたいな

思考回路だったり、解けない時の感覚と、解けるようになっていった時の感覚
今自分が直面している問題に、どう対峙していくべきか
その時に、どう感じがちで、どう受け止めるべきなのか
(これも、僕がレポートで意識したことの一つです。)

具体的な知識(結果)じゃなくて、
”解けた”という結果に至るための感覚やプロセス

”現時点”から”次へのステップ”までの”ギャップ”っていうのを、的確に描いてくれるんですよ。

それって、今の自分から、次のステップまでの
”フレームワーク”を描いてくれてるわけじゃないですか?

だからそのフレームワークに沿って、自分のこれからの勉強を肉付けしていきやすかったんですよね。

 

前者は依存型になりやすい 後者は自立性が養われやすい

 

先述の通り、先生が教えてくれるものって
”具体的な正しい知識の教示”
になるんですよね。

なので、そこに焦点が当たると
”こう考えなくては! 知識を正しく入れなければ!”
みたいな、学び方になっていくんです

で、今にして思うと
その学習って”依存的”じゃね?
って思うわけです。

だって、既存の
”具体的な正しい知識”
ありきで進んでいくわけですから

 

対して、先輩が教えてくれるのって
具体的な知識の教示ではなく

先駆者からの、”経験”に基づく”体感的”な”アドバイス”
にあたるんですよね。

問題を解いたり、英語を話したりする上での
出来ない→出来る(現状→理想)の過程で

どんな気持ちになるのか
どう考えがちになるのか
どんな風に改善(点数が上がったり、英会話力が向上)されていくのか
それはどんな感覚なのか

そんな”体感的”なこと
そして、その”体感”を得るための”プロセス”
を教えてくれるんですよね。
(これもLine@登録でお渡ししたレポートを書く時に、
僕が意識していたことでもあります。)

で、その先輩が体験してきたプロセスをフレームワーク(骨組み)にして
そこに自分の努力を当てはめていく(肉付けしていく)ことで
出来ない状態→出来るようになる=ブレイクスルーを起こしていく

そのブレイクスルーには、”自分の努力”が伴うので
それ以降は”自分の体感”として持っているんですよね。

これは、”正しい知識”と違って
”自分固有の感覚”なので
”自立した自分だけのもの”
になる。

そしてその感覚が、自分自身の英語学習、および英語力の成長が
”自立”していく中核になっていく…

そんなイメージなわけです。

 

エネルギーを与えてくれる先輩が最強

 

さて、そんな感じで

”具体的な知識を完璧な形で教えてくれる先生”
よりも
”体感的な経験、思考回路やプロセス”
を教えてくれる先輩を大事にしたいな

というような感じで進んできたんですけれども

その上で、
「これが揃えば最強だな」
っていうのがあって

それが
「エネルギーを与えてくれる存在」
が最強であるという事。

なんなら、先生であろうが先輩であろうが、この
「エネルギーを与えてくれる存在か否か」
で、どちらが有益かが普通に逆転します。

そもそも、先生的なアプローチよりも、先輩的なアプローチの方が
”英語学習の自立”という観点から見て理想に近くなりがち
っていうだけの話ですからね

先生であっても、先生的なアプローチと同時に
先輩的なアプローチもしてくれるっていうハイブリッド型もいれば

”俺の方法論だけが唯一無二の成功論だから!つべこべ言わず従っとけば良いんじゃ!”
みたいな、教祖型の先輩もいるわけですからね笑

 

で、この
「エネルギーを与える存在」
が、どんな存在であるかというと

  • 教えられる側の現状、悩み、不安、解決したい事を理解していて
  • その上でどうするべきか、具体的かつ現実的な解決策を、納得する形で提示してくれて
  • 解決した先に、現状と比べてどのような世界が広がっているかを提示してくれる
  • その結果、現状を解決するために、未来予想図に向かって希望的に努力をさせてくれる

そんな存在であると思っています。

もちろん僕も、レポートやこの配信をお届けする上で
これを最も意識して書いたりしています笑

英語学習において、伸び悩んだり、挫折したり、上手く行かなかった事は人の倍経験してきましたし
その上で、自分の具体的な失敗や、その原因を言語化して、解決策を全力で納得行く形に仕上げてお届けしていますし、英語上級レベルになった後、英語学習が自立した後に、どんなフィールドにいるかを、全力で提示しています!
もちろん完璧ではないかもしれないですが、全力でお届けさせてもらってます笑

(こうしてちょくちょく、こういう事意識してますよ~!っていうのを入れているのは
褒めて!みたいな意味ではなくって笑 これだけ軸持って全力で届けてますよ~!
っていうのが1ミリでも伝われば!と思ってやってますw)

 

話を戻しますねw

 

普通に英語学習をするにしても、英語学習を”自立”させる事を目標にした学習にしても
この”エネルギーを与える存在”から学ぶ、ということが最強であり

その”エネルギーを与える存在”が、具体的にどういう存在か
という事について話してきました。

だって
「なんでもええからとにかくTOEIC750取れい!」
とか
「俺のいう事聞いてれば英検準1級なんて取れるんじゃい!」
みたいな

そういう指導者の下で勉強してると
単純に疲れるじゃないですか…w

最初は
「お、そうなんか?! それが唯一絶対の方法ならば、それに従ってれば目標達成出来るなら
そこに努力を惜しむわけがない!」
みたいに感じたとしても

めっちゃ多くの割合で挫折しますw

だって
”東大生式ノート術”
とか
”東大生の考え方”
みたいな

”超スゴいマル秘な勉強術”をひたすら従順に実行して
果たしてどれくらいの人が目標を達成出来たのか、はなはだ疑問じゃないですかw

それって、その”方法論”を実行する上で
その人その人の型みたいなのに落とし込まれていくわけで
その過程で、絶対つっかえるポイントってあるわけじゃないですか?

それに対して
「それを実行さえしていればなんとかなるんじゃ!」
のゴリ押しをされても、少なくとも僕だったら疲れ果てて挫折しますw

僕が今回の配信の”先生型編”で言いたかったのは、まさにコレなんですよねw

”この公式(英語学習風にいうと”文法”でしょうか?)に当てはめてればイケるんじゃ!”
みたいな

それが正しいが故に、具体的な方法論だけ頑なに教える
っていう

 

でも、本当にブレイクスルーを起こすタイミングって、違うじゃないですか

”究極の方法論”を教えてもらった時にブレイクスルーを起こすんじゃなくって
現状を努力によって打破した時に起こるモノじゃないですか

その上で、一番助かるものって
現状の悩みを理解してくれて…っていう、先ほど挙げた
”エネルギーを与える存在”
だと思うんですよね。

自分の現状を先に体験してて
自分以上にそれについて悩んでた経験があって
その上でそれを乗り越えた人の言葉ほど
”じゃあそれやったらイケるやん!”
って思わせてくれるものってないじゃないですかw

だから、それを一番大事にしたいよね
って事です。

 

で、最後になるんですけども(ここまでボリューミーになってしまいましたね笑)

 

英語学習が自立するっていうのは
そういう”エネルギーを与えてくれる先輩”を、自分の中に飼える
って事なんですよ!

ブレイクスルーを起こすと
それまでの過程が全部リンクして
”あ、次の目標までも同じ路程リピートする形でイケるわ”
って感覚に至るんですよね。

自分がどの段階で時間がかかるかもわかるし
どのくらいのボリュームをこなせば成果が出てくるかも
大体把握出来るようになるわけで…

それって
”自分自身に、現状把握、勉強方法を納得の行く形で提示していく”
って事なわけで

まんま”エネルギーを与える存在”の役を自分がやってるんですよね

で、僕らは、そこに至りたいわけですw

もっと言うと
そこに至るためには、もちろんたくさんの努力が必要になるんですけども

ブレイクスルーを起こすを起こすまでが異常に長く感じる(というか、実際長い)
わけで、その時点に
”エネルギーを与える存在”が教えてくれたら、これが一番で唯一の最短ルートになると思うわけです

「いやお前さっき唯一の方法論なんて無いって断言してたやんけw」
と思うかもしれませんがw

そうじゃなくって
この場合は”方法論”ではなくって
”エネルギーを与える存在と、自分に最適な方法を都度模索して、高いエネルギーを維持する”
という意味での最短ルートっていうこと(ちょっと感覚的な返答ですけど、伝わってると嬉しいです)

 

それで、まぁ、
僕もこの配信を読んでくれている”あなた”に対して
”エネルギーを与える存在”として
”最短ルート”を提示する存在になる事を目標に
全力を尽くして書いていますよ!
とだけ付け加えて

かなりボリューミーになってしまいましたが

最後までお読みくださってありがとうございました!

 

P.S.

昨日の配信のアンケート、まだ受け付けていますので
ぜひお送りいただいてレポートを受け取って頂きたいです!

今日の配信では”具体的な方法論に依存するべきじゃない”
みたいなことは言いましたが

今すぐ取り掛かるために具体的な手段を知るっていうのはめちゃくちゃ大事なんでw
(これに関しては矛盾してないと思ってますw)

あと、レポートや、配信に対しての感想、気づき、学んだことなんかあったら
随時受け付けてますので!

200%の確率で24時間以内に、直接僕から返事させていただきます!

それでは、ホントのホントに本日はこれにて!