英語学習と自分を”リンクさせる”ということ 足し算を掛け算に

こんにちは!はっとりです!

前回は
・英語学習を自分の人生にインパクトを与えるレベルにするために必要な”抽象度”というもの
・「学び」だけじゃなくて「目標」の抽象度を同時に上げる事で、威信として”のみ”の英語を脱する

という話をしました。

では、今回のテーマはこちら

”どのレベルの英語”じゃなくて”自分が求める英語像”に焦点を当てる

では、お伝えしていきましょう。

英語学習と聞くと

・TOEICの点数を上げて会社内での評価を上げ、収入を上げる
・スキル面での、社会的評価の向上
・外国人と楽しくor格好良く英会話

みたいなイメージが強いんじゃないでしょうか?

一時期はそれこそ
「TOEICの点数が高いヤツが正義」
みたいな暗黙の価値観がまかり通ってて

「結局ネイティブや帰国子女だってTOEIC満点近いんだから、
喋れるを理由にTOEICの点数低い事を正当化は出来ないやろーw」

とか

「喋れる人はやっぱりTOEICの点数高いし、TOEICの点数低いのに喋れてるやつは見た事ないわーw」

みたいな

今ではそういう風潮もだいぶ和らいだんですけども
まだやっぱり点数高い人の方が説得力は高い、みたいなのは全然残ってはいて…。

現に、英語系の発信してる人はやっぱり結構そうした数字強い人めっちゃ多いですね

TOEIC900オーバーや英検準1級や1級が当たり前のようにゴロゴロいる、みたいな
もっと言うと、IELTSで7.5や8.0とか、TOEFLで100オーバーだって普通にいる、みたいな

ぶっちゃけ僕もツイッター始めた時に、
そんな人達ばかりだったので
「なんだこの化け物たちの巣窟は…?!」
みたいな印象を受けましたw

まぁもちろん、その空間が英語学習のスタンダードではないので
全然ビビる必要もないんですけどもw

ただ、やっぱり
「説得力出すにはやっぱ数字が必要だよね」
みたいな、そうした価値観は残ってます。

でまぁ、それ自体を批判したくて今これを書いてるわけではないですけどもw
やっぱり勉強する以上具体的な数字だって欲しくなるのはまぁ当然ですしね

まぁ、そうした価値観に真っ向から対立する
「テストの数字が高くても喋れないと意味ないやろがー!」集団もいたりするんですけども

まぁそれだって、方向性が違うだけで、根本にある
「こっちの方がスゴいんやで!」
っていうスタンスは一緒っていう感じなわけで…

あ、こういうスタンスの人たちの批判をしたいわけでもないですよw

テストでの数字や英検の級位にしても
実際の英会話で、コミュニケーションに軸を置くのも
どっちも英語学習という枠でめちゃくちゃ重要だと思ってますしねw

野心や向上心があって
いい意味でそれに突き動かされるのはめちゃくちゃ良い事ですし

むしろそういうのあったほうが良いでしょ
って思うくらいには共感できるし、ぼくも最初はそんな感じで勉強してましたしねw

ただ、長い事それをやりすぎて
視野が狭くなり、それしか見えなくなってしまうとマズいというか

昨日、抽象度の話をしましたが
それこそ、TOEICの数字や英検の級位など”だけ”に憑りつかれてしまうと

「威信としてしか機能しない英語」
になってしまいますし

コミュニケーションにのみ特化してしまうと
「自己満足の、伝わりはするけどめっちゃ稚拙な英会話」
に留まってしまうんですよね

それってやはり
抽象度の低い所に固執してしまった結果なわけで

だからこそ、目指すのであれば
「そんな抽象度の低いものに振り回されて、自分の努力を注いだ英語を振り回されたくないからこそ、
もっと高い視点から、”しっかりと”英語を身につける!」

くらいでありたいですよねっていうw

”しっかりと、英語を学んで、身につけてく”

このラインコミュニティでは、そのための方法を話していくんですが
それでも”しっかり、学ぶ、身につける”
っていうのは、意外と難しい

あ、ここでいう”しっかりと”っていうのは
ちゃんと”自分と、英語学習がリンクした形で”
というところ

英語学習で、例えば、
点数に固執するあまり、自分が本当に学びたかった英語を見失ったり
自分の本当に学びたい英語が、かえって学習効率を落としてしまったり…

そんな状態を作ってしまわないために
目の前の英語学習を”しっかりと”こなしていく

英語学習が、上達していく事が、直接、あなたの喜びになるような
そんなイメージですね。

 

ところで、英語学習をする上で
・TOEIC
・英検
を勉強するのがおおよその基礎になります。

まぁもちろん、その根底に受験英語があったり
延長線上にTOEFLがあったりもするんですが

こと日本において、最も有名で有力な資格がこの二つです。

実際、この二つの勉強をすれば
日本人の中でも上位5~15%くらいの英語力だと認められますし
そこからの学習は自分で舵取っていけるようになります。

まぁもちろん、「会話も大事じゃん?」っていう意識もありますが
大体の日本人は英語ものすごく苦手意識があるので
具体的な数字しか見ない人(というか、見れない、わからない)が多いです。

で、このTOEICと英検
普通に勉強してたら、確実に、一回は
「英語が”威信”でしかなくなる」
ゾーンを通過する、と思ってください。

僕自身、例えば、就職活動を控えていた時に

「自分は語学(英語)を修めるために、留学を半年し、英検で準一級を取って来ました!」
みたいな感じで、自分を売り込んでたんですけども(恥ずかしながらw)

まぁ、就職活動での面接とかって
いわゆる「自分を売り込む」っていう作業なわけで

そこに武器として英語っていうものを前に出してたわけで

新卒の大学生とかに、会社も”経験”なんかを求めないっていうのもあり
もうずっと”英語”っていうものの需要が高いっていうのもあって
好印象を取れる、みたいな部分はあるんですけども

時代は変わりつつあります。ってか、変わってます。

ホントに、マジで。

この、英語という魅力的な強みで推してくっていうスタンスが
もうダサいです、オワコンです。

「いやお前がそうだったんじゃねえか!」
っていうツッコミも頂いたところでw

まぁ理由はいくつも思いつくんですけど
その中核になるのって
もはやそれって量産型だし
それだけだと、”あなた自身とリンクしてない”っていう

それって、例えば、さっきは僕の就活面接を挙げましたけど
それが(英語が)、結局僕自身の魅力の一つになりきらないというか、
それはつまり、自分にとっても、英語を学ぶ事が魅力的じゃない、と同義なわけですよね。

「じゃあ、どうすればいいのか?」

僕の場合、これは
「常に”自分のやりたい英語って何だ?”にフォーカスする事」
で解決してます。

例えば、大学生時代に、就職活動を見据えて、TOEICの勉強に勤しんでて
まぁやっぱり大学側も”就職率っていう数字”にしたいから

TOEICの勉強をすっごく推してくるんですよね

明らかTOEICの点数の提示の方が単位もくれますし笑

でも、一回そこで考える機会があって
「あれ、自分にとっての英語ってどんなだっけ?」
みたいな風に自問した時に

こう、当時の自分の中の英語って、「読むためのもの」であって
TOEICで問われる
「英語で書かれた書類から、必要な情報を迅速に見抜く」
みたいなものとちょっと違ったんですよね。

まぁ他にも色々理由はあったんですけど
主にはその理由から
「あ、だったら英検の方が向いてるわ」
と思ったんですよね

んで、その結果、めっちゃ英語の勉強に身が入ったのを覚えてます。

まぁ、肝心の就活では、
「え?英検?TOEICじゃないの?」
みたいな風に聞かれてイラっと来たりするんですけどもw

それでも、
「自分にとって、英語ってこういうもので、それを伸ばすのには英検がマッチしたんですよね。
それで、それには自分のこういう考えが基になってて…」

みたいな…
ようは、自分とリンクしてる分、厚みが出てくるというか

自分の努力+実際の数字(点数)=自分のアピールポイント
だったのが
自分の努力×実際の点数=自分のアピールポイント
になったというか…

そんな感覚だったんですよね。

(あ、別にTOEICerを批判してるわけじゃなくてw 当時の自分にはそんな価値観だった ってだけの話ですw)

まぁ、これって要は
前回お話した
「抽象度」を上げた結果だと思ってて

「自分に”英語”っていう大きな価値を付加して、魅力的に思ってもらう」
じゃなくって
「自分だけの価値観と、英語を”リンクさせて”、自分の魅力にしていく」
という感覚。

まぁそれこそ、英語力だけで自分を売っていこうとしたって
・結局、帰国子女とか、バイリンガルとかには勝てなくね?
・自分が後天的に英語頑張っても滑稽じゃね?
みたいな、僕がぶち当たった壁を回避できないわけで

数字や、それを取るまでのスピードの速さとかは
実はそんなに魅力的じゃないっていう

それが会社であったり、友人であったり、はたまた自分であったり
それらにとって、どこが魅力的なの?
そんな英語に成り下がってしまう。
みんなそんな目先の事しか興味がない、わけがないっていう

人は”何”にではなく”なぜ”に動かされる

っていう名言を、誰が言ったのかはわかりませんが
ホントにその通りだなと思ってて

人の気持ちを動かすことが出来るのって
モノや数字じゃなくって
あなた自身がどう生きたか、どう感じたか、その結果どう行動、努力をして、どうなったのか
っていうストーリーや感情、その背景だと思うんですよね。

自分の人生の「コンセプト」というわけです。

もちろん、今こうしてあなたが読んでいる僕の情報発信にもコンセプトがあるわけで
今はまだはっきりと、明確には伝わってないかもしれませんが
読んでるうちに「こんな感じなんかな」
っていうのがわかってくるかと思います。

それで、例えば、英語系の情報発信者を見るにしても

この人はなぜ、ここでこんなこと言ってるんだろう?
ここでこんな事してるけど、何の意味があるんだろう?

っていう視点で見てみて
参考にしてみると良いです
で、その上で、じゃあ自分に当てはめてみたらどうなんだろ?
みたいな
そんな感じで、自分の人生コンセプトと、英語を掛け合わせてくと良いのかなと。

ってな感じで
今日もなかなかのボリュームで話したので
続きをまた次回以降話していこうと思います。

一昨日、昨日、今日の三日間で結構なボリュームを話しました。

どうでしょうか?
この三日で、
「英語を学習する」
という考え方とか、結構変わって来たかと思います。

この「変わってきている今、まさに今」ってめちゃくちゃ重要で
今、まさに自分の中の「英語学習とはこういうもの」
っていうのが変わりつつある”今”だからこそ

それを言語化して、もっと具体的にする
その作業をすることによって、自分の中の抽象度の高い”理解”っていうのが
さらに固まるんですよね

だから、”まさに今”、”アウトプットがめっちゃ大事”なんです。

というわけで、学びや気づき、感想をぜひぜひ
ライン公式アカウントの方に頂けたらなと

120%返信しますし、
「アウトプットして良かったなー」
と思って頂けるような内容にもしているつもりですので
待っておりますw

それでは!