【英語学習】長文の勉強で今すぐやめるべき○○と、その2つの理由

目次

【英語学習】長文の勉強で今すぐやめるべき○○とその理由

こんにちは!はっとりです!

あなたは長文の勉強をする時に、どのような勉強法でやっていますか?

英文をかたまりごとにスラッシュを入れて読む「スラッシュリーディング」を実践したり

意味を理解出来なかった単語に印をつけたりしていませんか?

実は、これらの勉強法について
「もしやっていたなら今すぐやめた方が良い」
という共通点が潜んでいます。

というのも、なんで今回、具体的な勉強法よりも
「これはやめた方がいいよ!」
っていうのを書くかというと

実際僕が英語勉強してて
思いっきり沼にハマってしまっていたのがありましてw

同じ沼のハマり方は絶対しない方が良いなぁと思ったんですよねw

というわけで、今回はその
「長文読解の勉強に潜むワナ」
についてお伝えしていきたいと思います!

結論!英語の長文演習では「問題文への書き込み」は絶対にやめた方が良い

はい笑

結論から書きました笑
もったいぶってても仕方ないのでね笑

そうです。長文の問題演習では、「問題文への書き込み」が非常にアダとなりやすいです。

その根拠について、2つほど挙げていきますね。

根拠その① 視覚による臨場感の損失

英文へ書き込みがある場合、その英文を確認する際にかならずその書き込みが目に入ってしまいますよね?

スラッシュが入っていれば、視覚によって一目で文章のかたまりがわかってしまいます。

また、当時わからなかった単語にマーカーが入っていれば、

英文全体を見た時に、どこにどれだけ初見でわからなかった単語があるのかがわかってしまいます。

「え?別にそれって良い事じゃね?」
と思うかもしれませんね?
しかし、逆なんです。

勉強ってそもそも

  • わからなかった事を覚える
  • 覚えたものを反復することで定着させ、理解度を深める
  • 最終的に、問題を解けるようになる

事が目的なわけじゃないですか?

で、覚えたものを思い出す際に
書き込みが残っている状態だと
その書き込みを基に、どのように解いたか、どんな内容だったのかを思い出してしまうわけですね。

で、これの何が問題なのかというと

「それ、試験本番の書き込みが無い状態で思い出せますか?」

ということ。

人間って、驚くほど多くの情報を「視覚から」取り入れています。

ゼロから始める単語学習の極意

2018年12月10日

上の記事で触れた、「単語の邪推」がスゴく良い例です。

視覚から入る情報に、勉強している時試験本番大きな差異があった場合

両者のパフォーマンスに大きく差が出てしまう事は言うまでもありません。

これを防ぐために、問題文の書き込みが無い状態から
初見でわからなかった事に直面して
思い出して、定着させて、理解度を深める必要がある…ということです。

根拠その② 思考回路が変わってしまう

英文を読む際に、書き込みがある状態とない状態では
読む際の思考回路がガラっと変わってしまうんですね。

書き込みがない状態で英文を読む際に

英文を主語、動詞、述語でまとめて、それぞれの単語の意味は…
という思考回路で読み進めるかと思います。
(頭から訳していけるのが理想ですが、”勉強”している英文ではこうした作業が必要になりますよね)

しかし、書き込みがある場合、
どこに、どういう”初見で詰まったポイント”があるかがわかってしまいますよね?

この差がある場合、
そもそも初見で読んでいた時と、
確認のために読む際に
「思考回路」が全く変わってしまいます。

試験で新しい問題に挑むときに
勉強にて覚えた内容を「既知」のものとして有利に進めたい訳じゃないですか?

だからこそ、一度やった問題の「確認」だったとしても

試験という「まっさらな状態」に挑むのと同じ形で実践して

「既知」を武器に有利に英文を読み進める力=同じ思考回路で挑む力
を養うのが非常に大事だという事ですね。

これで解決:じゃあ覚えた知識はどこに書き込んだらええねん?

「英文に書き込みができないなら、どこに単語の意味やら構文の解釈やら書いたらええねん!」
って話だと思うんですけど

答えは簡単で、問題集ごとにノートを割り当てて、そこに書いたら良いです。

要は、「解く時」と「確認する時」で
”思考を分断”すればいいわけです。

例えば、僕が英検の勉強をしている時は

  • 単語帳で5周を超えても覚えられない単語
  • 過去問を解いていて、意味を知らなかった単語

を、一冊のノートにまとめて
通学中の電車内などでまとめて暗記作業をしていました。

こんな感じで(字が汚いw)

構文については、その問題の解答用紙をノートに設け
わからなかった構文について、解説を読んだ上での自分のメモを
そのノートに書き込んでいました。

こうする事によって、自分が初見でわからなかったものが
何が、どのようにわからなかったのかを
問題の英文へ書き込みを残さずに
視覚情報を損なわずに残しておくことが出来るという訳です。

総括

今回は

長文の勉強で、落とし穴になりがちな勉強法ということで

  • 長文問題の英文に書き込みをするのはNG
  • 視覚情報が変わってしまう事の弊害
  • それによる思考回路の変質が問題
  • 書き込みは是非ともノートへ

という内容をお伝えしてきました。

まぁ冒頭でお伝えしたんですが、長文の具体的な勉強法じゃなくて
なんでわざわざ
「これはやめた方がいいよ!」
ってことに焦点当てたかと言うと

実際に僕、問題文に書き込んで
「お、自分初見の時より成長してるやんけ!」
って錯覚してしまって

学んだ知識を定着させる過程で大きなロスしてしまったんですよねw

大学受験での英語学習とか結構それで
「本番で力が出せない…」
みたいな状況に結構悩まされてたんですよねw

それを踏まえて、大学入学後にこうした事を意識するようになって
だいぶ
「本番に対しての臨場感の大切さ」
というのを学んで、TOEICや英検に活かせたのかな、っていう感じはありますので

是非とも共有させて頂いたこの記事の内容を、あなたも実践して頂けたらなと思っています!

この記事が、あなたの英語学習をより充実させることを祈っています。


英語を身に着けて「スマートな国際人」になる


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

「0からでも、上級レベルの英語力」までのプロセスをお伝えしています。 英語を身に着けて、「スマート(知的)な国際人」になるのが目標。 なんとなくで英語を学ぶのに嫌気が差している方、TOEICのスコアなどでマウント取られてうんざりしてる方はブックマークをおすすめ。 高校で赤点まみれ不登校でしたが、大学受験英語模試で34/200→150/200まで上げました。 英米語学科卒、5か月間カナダへ公費交換留学、英文事務に2年間従事、英検準一級、TOEICは苦手ですが790まで上げました。