”威信”だけで終わらない英語を身に着けるために必要な概念

前回の配信では

昨日は、このライン公式アカウントへの登録ありがとうございました!

  • 英語を学ぶにあたって、スキル面だけじゃなくて、自身の成長面でデカいインパクト与えたいよね
  • 意識高そうな事言ってるけど、実際そうでもなくて、むしろみんな潜在的に持っているものだよね

という内容について話してきました!

で、今回は、その「英語学習が人生に与えたインパクト」っていうのが
具体的にどうだったか、っていう話をしていけたらな
と思います!

というのも、ライン公式アカウントに登録してくださって
レポートを受け取り
今、こうしてこれをお読みの皆さんって

「英語を使って、人生にインパクトを与えたい」
っていう気持ちが強いのかなと思ってます

もちろん、僕もその一人なわけですけどもw

ただ、「こうなりたい!」と思うのは
不登校で引きこもってた当時の僕でも出来る話であって

じゃあ、それを具体的な現実にするためには
相応の努力を注ぐ必要があります(当時の僕にはこれが出来なかった…)

この、当時の僕が、「こうなりたい!」と思ってたにも関わらず
それが出来なかった理由って
まぁ周りの大人たちからは

・やる気がない
・根性がない
・嫌な事から逃げてるだけ

みたいな風に言われたりしてたんですけど

そもそも「こうなりたい!」って思ってる以上やる気はあるわけでw

要は、それをどうやって霧散させずに努力という「具体的な形に落とし込むか」
ってことだと思うんですよね。

じゃあそれを「英語学習」という具体的なジャンルに落とした時に

どうやってしっかりそこに努力、エネルギーを注ぐのか?

それを体感、感覚としてお伝えしたくって
昨日は長々と書いたわけです。

同時に

「英語学習で人生に大きなインパクトを与える」

という視点がどれだけ強い影響を及ぼすのか?
逆に、そうならなかった場合に

ただTOEICの点数や英検の級位が高いだけの
「英語使うなんて一切ないけども、でも自分の威信のためだけに、TOEICと英検が機能してる。」
そんな
自分の威信だけのためにTOEICやら英検の級位だけ持ってるような
”数字バカ”
になってしまわないように

「ちゃんと、注いだ分の努力だけ、自分の人生の芯に、成長っていう観点から落とし込んでいける学習をしてこーぜ!」
的なニュアンスが伝わるように書いていったつもりです。

そういう意識で取り組むことが
結果的に英語を話したり
「TOEIC900だけど全く英語喋れないっすw」
みたいなのから遠ざかる事にもつながりますしね。

そのあたりの感覚を掴んでもらうために
これからさまざまな事をお伝えしていく中で
何か、読んで頂いてるあなたの中に
大きな価値観の変化や、
ずっと障害になっていた壁がぶち破られる感覚をもたらせたらなと

その上でしっかり結果を叩き出せるように

英語で上級者レベルまでブチ上がるための具体的な方法論から
その学習の過程で人生レベルで強いインパクトを与えられるように
丁寧に、かつざっくりとw お伝えしていけたらなと思います。

で、今日はひとつテーマがありまして

それは
「正しいとわかっている事を、行動して”体感レベル”に落とし込む事」
です。

 

 

…と一言で言われてもピンとこないかもしれないですねw

なので、もうちょっと具体的な話に降ろしますね。

例えば、英語学習に限らず受験勉強、部活なんかでもそうですけど

受験勉強期間とか、明らかに勉強時間が長かったAくんが
部活の引退の後から受験勉強を始めたBくんに追い抜かれるとか
よく聞く話で

それって
・集中力
・勉強の質
・地頭
みたいな理由にされがちなんですけど

それよりもっと根本的な理由があるんですよね

要は
「どんなジャンルにおいても、すぐに成果を出す人と、そうでない人」
に差があるわけで

それって
「勉強方法をたくさん実践して、努力を惜しまなければ成果を出せる!」
という

世間に刷り込まれてる”勘違い”

から来るものなんですよね。

まぁ、かく言う僕も
「クッソ勉強時間取って、ガッツリ勉強したのに全然成果出なかったー!」
みたいな人種であったわけで…

じゃあ、何が根本原因かっていうと

「全体が見えてない」
っていう

まだちょっとピンと来ないかもしれないですが
もうちょこっとついてきてくださいw

こう、例えば
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング…
いわゆる4技能があって
単語学習、文法知識、英文解釈に発音練習があって

最初はそれぞれの勉強方法が独立してるんだけども
最終的にそれらがリンクしていって学習効率がグンっと上がる
で、まずはそれを目指してひとつひとつやっていって…

みたいな、いわゆる「勉強方法」
っていうのがあるわけじゃないですか?

で、じゃあそれを吸収して実践していって…
みたいな、そんな思考回路でやっていくと思うんですね。

だからこそ、みんな

・2か月で英検準一級を取った方法
・単語帳のめっちゃ効率の良い覚え方

みたいな情報に興味がいくわけで…

でも、本質は違うっていう

それこそレポートでもちょいちょい触れたかとは思うんですけども

実は、具体的な方法論っていうのはさほど重要じゃなくって

その具体的な方法の中にある
「あぁ、体感こういう感じで進んでいくのね、ハイハイ」
みたいなのを、ちゃんと、主観的に、しかも高い精度で掴めるか

みたいなところにある、っていうことなんですね。

で、僕みたいな0、もしくはマイナススタートの状態で受験勉強スタートしたらどうなったかというと

「こんな風にやってみましょう」
っていう”具体的な勉強方法”に対して、確実にその通りにはやるんですけど
”体感”の部分で、全然理解してないから
コケまくってめちゃくちゃ苦労する、っていう
そんな感覚ですね。

で、ちゃんと勉強時間取ってしっかり実践してるつもりなのに
コケまくる事で勉強方法に疑問を抱いたりとか
もう勉強=上手くいかないもの
みたいな感覚に陥ってなにもかも嫌になって…
的な

そんな風になってたわけです。

で、逆に、
いわゆる
「なんでもそつなくこなせる人」
っていうのは

この、
・体感レベルで
・主観的に
勉強であったり、運動なんかで言えば、練習に取り組んで
「あぁなるほど、こんな感じか」
っていうレベルで理解、体得するので

そこまで至るまでの勉強時間練習時間は一定数かけども
結果、高い成果を出すし、そこまでの努力に伴う苦しさっていうのが
勉強方法、練習方法レベルでの理解で取り組む人よりも楽というか

そういう”差”が、両者にはあるわけです。

この
”体感レベル”とか”勉強法、練習法レベル”みたいな
そうした概念の事を
「抽象度」
なんて言うらしくて

そもそも
”Levels Of Abstraction”という英語を
そのまま日本語訳して生まれた言葉だそうなんですけども

それがすごくしっくりくるんですよね。

例えば、英語の長文を訳す時に
「まずは主語を見つけて、そっから述部に分けて訳していこうか~」
っていう
”方法論”

これを実践してる時って
めっちゃ訳してくのに時間かかると思うんですよね

でも、それが慣れてくると
いちいちそんな”方法論”が意識から消えて
訳していく際に自然とその行程が踏まれていくようになると
もう「英語を英語として理解していく、結果スピードも段違いに早くなる」
みたいな

”方法論”っていう「抽象度」の低い状態から
”体感”っていう「抽象度」の高い状態に変化していく

そんな感覚なんです。

だから、僕なんかは抽象度の低い「方法論」に固執するあまり
「あれ、今のは主語はどれで…」
みたいなゾーンから脱する、”体感レベル”に意識がいってないから
勉強には取りくめど、ずーーーっと伸び悩みの期間が長い

っていう話だったんですねw

まぁもっとも
なんでもそつなくこなせるような人たちが
「抽象度」
なんて言葉を知ってて…
みたいなことはないんですけれどもw

でも、それこそ「言葉」としてそれを知らなくても
”体感”としてそれを体現してるから
ちゃんとそつなくこなせるんですけれどね笑

じゃあ、英語に話を戻していくと

そうした「学び」の抽象度を高く持てる人たちって

じゃあ単語→リスニング→リーディング→実践みたいな感じでやっていって
最終的にTOEICのテストを”体感的に”やっていくか~

っていう感じで、効率よく、かつ物凄いスピードで上達させていきます。

TOEICの点数が900越えとかの人って
それこそ受験や部活などで、抽象度の高い学びを体得してきた経験があって
その上で猛烈なスピードで点数を上げるか

もしくは、英語を勉強して、苦しみつつも少しずつ英語力と抽象度を上げていくか

この2パターンだと思うんですね

で、ツイッターなんか見てると
信じられないくらいTOEIC900オーバーや英検1級保持者がゴロゴロいるわけで

ガッツリ英語に浸って時間かけてようやくたどり着いた準一級が平気で霞むっていう
えっらい世界なんですけど

そうしたとこ見てても

「いや、TOEIC900超えてても会話はからっきしです」
とか、そういった人たちが結構な割合でいるんですよね

それこそ
「収入アップや威信のためだけに取ったに過ぎないから、それで良いしw」
みたいな人も少なくないわけで

で、そうした人たちからすると、TOEICの点数なんて
既に抽象度が高い学びの中で得た実績の一つに過ぎなくなるんですよね

まぁ、そうした人たちをバカにする気もないですし
なんなら、それ相応努力してきた人たちなんだなぁみたいな感じでむしろ敬服したりはするんですが

やっぱりもったいないというか
英語やってて、もっと価値あるはずでしょ!みたいな
そんな感じがするんですよね

で、それってむしろ

「学び」
という抽象度は高いんだけれども

それこそ「目的」が

「TOEICでハイスコアを取る事が目的」
になってしまっているがために

「英語を修めるためではなく、TOEICのスコアを得る」
ための勉強になっているからこそ

そうした、ちょっと寂しい
”威信としてのみのスコア”
になってるって側面もあるわけで

ようは
「学びの抽象度は高いんだけれども、目的意識の抽象度が低いから、そうした結果に至る」
っていう

じゃあ、僕たちはどうなりたいかっていうと

英語を勉強することによって「学び」の抽象度を上げながら

そもそもの「目的意識」を、抽象度高いものを掲げて
もっと上のものを、英語学習を通して手にしていこうや!

っていう事を言いたいわけですねw

そうして、今まで見落としてきた「学び」という抽象度を
英語学習の実践を通しながら上げていって
同時に、最初から掲げてる「目標」っていうのを「ちゃんと、抽象度高く掲げる」
ことによって
「ただの”威信”としての英語」
っていう段階をスキップする

そういう学びをしていきたいし
また、こうしてその価値観を共有することで
これをお読みのあなたにも、そうなって欲しい…
と思ってるわけです。

それで、
「学び」の抽象度を上げる
→英語以外の学び(勉強に限らずスポーツなども含めて)にも応用が利くようになって
こう、他の事もグングン吸収していけるようになり

同時に、
英語っていうジャンルにおいても
ただ数字としての価値しかない英語とは違う
あなた自身の人生に根差した強烈なインパクトのある英語力を手にして頂ければなぁと!

まぁちょっと「理想論過ぎない?」みたいに思われそうな目標ではあるんですけれどw

でも、まぁ本気でそう思いつつ今書いている次第です

ちょっと小難しい内容も入った今回の配信ですが
これを読んで得た学びや気づき、感想などを送っていただけたらと思います。

「鉄は熱いうちに叩け」
じゃないですけど
今頭の中に形成された内容を、ボヤっとしたままではなくて、
ちゃんと「言語」っていう「具体的な形に落とし込む」ことで
また抽象度の高い「理解度」がもっと高まる部分がありますから
(勉強する時に、学んだ内容を友達に教えると理解度がもっと高まる…という理屈と同じですね)

とまぁ、それっぽいことを言ったんですが
普通に感想など頂けると僕がマジ喜びするので、返事を下さいw

ではではまた明日!