「英検準一級に受かりたいけど、英作文に自信がない!」
「これまで自由英作文をやった経験がないから、どう勉強したら良いかわからない!」
そんなお悩みをお持ちですか?
大丈夫です。英検準一級の英作文は、自由英作文の経験がなくても、短期間の対策で十分に高得点を狙えます。
今これを書いている筆者も、自由英作文の経験も、加えて日本語の小論文さえ書いたことがありませんでしたが、たった3週間の対策で8割オーバーの得点で合格できました。
この記事では、そんな英作文が苦手だった筆者が英作文を得点源にして英検準一級に合格した勉強法と教材を丁寧にわかりやすくお伝えします。
この記事を読み終わる頃には、英検準一級に合格するために、英作文を短期間で得点源にできる具体的な方法がしっかり身についているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
英検準一級に受かるには、英作文(ライティング)が狙い目!
英検準一級に受かりたいなら、英作文(ライティング)が狙い目です!
なぜなら、以下2つの理由があるからです。↓
- 一問で1次試験全体の配点1/3を占めている
- 短期間の対策で高得点を十分に狙える
順番に見ていきましょう。
1.一問で1次試験全体の配点1/3を占めている
英検準一級のライティング(英作文)問題は、提示されたトピックについて120語~150語のショートエッセイを書く一問だけです。
この1問だけで、1次試験のうち実に1/3の点数が決まります。
英検のライティング(英作文)問題は、合計16点で評価されるので配点としては1次試験全体の20%程度です。
しかし、英検では「英検CSEスコア」という独自の配点方法を採用していて、ライティング(英作文)を含む4技能を均等に評価されます。
1次試験はリーディング、リスニング、そしてライティング技能の3つが測られます。
つまり、3つの技能が均等に測られる英検準一級の1次試験では、ライティング(英作文)問題がたった1問だけで全体の1/3ものウェイトを占めているわけです。
それだけで、ここに注力しない理由はありませんよね。
2.短期間の対策で高得点を十分に狙える
英検準一級のライティング(英作文)問題は、短期間の対策で高得点を十分に狙えるポテンシャルを持っています。
前述した通り、英検準一級のライティング(英作文)問題は一問だけです。一問だけですから、たった一つの問題形式に集中して対策ができます。
さらにライティング(英作文)問題では、リーディングやリスニングのような高いレベルの英単語や英文法を求められないので、とても対策がしやすいです。
現に英検準一級を受験した時の筆者は、たった3週間の対策期間で8割オーバーの点数を取ることができ、合格に大きく寄与しました。
当時の筆者が特別ライティング(英作文)を得意としていたわけでもなければ、ライティング(英作文)に勉強時間の多くを割いたからでもありません。(たった3週間の対策を、リーディングとリスニングの勉強をしながらやっただけです。)
むしろ筆者は大学受験でも英作文は経験せず、日本語の小論文さえ書いたことがなかったので、エッセイ型のライティング(英作文)は苦手と言っても良かったでしょう。
にも関わらず、短期間の対策でライティング(英作文)を得点源に出来たわけです。
「得点源」「狙い目」と言えるでしょう。
英検準一級に受かるための英作文の勉強法
「英検準一級に受かるにはライティング(英作文)を勉強するのが狙い目」と前項でお伝えしました。
では、英検準一級に受かるにはライティング(英作文)をどんな風に勉強すれば良いのでしょうか?
筆者がたった3週間の対策で8割オーバーした時の、1ミリも難しくない超効果的な勉強法は以下の通りです。
- とにかく写経!
- 本番演習
順番に見ていきましょう。
1.とにかく写経!
英検準一級に受かるためのライティング(英作文)対策として、とにかく写経をしていました!
写経とは、ライティング(英作文)の模範解答(モデルエッセイ)を、そのまま書き写していく勉強法を指します。
「え?ただ書き写すだけで勉強・対策になるの!?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
確かに思考停止でただ書き写すだけでは、「勉強した気になっただけ」になるでしょう。
しかし、写経をしながら「模範解答のような英文を、生み出していく”思考回路”」を養う意識で取り組むことで、ライティング(英作文)問題で与えられたトピックと関連ワードを見た瞬間に、書くべき英文が頭に浮かぶようになるわけです。
英検準一級のライティング(英作文)トピックは、「個人の主観で色んな言い方が出来るよなあ……」と感じるものも多く、主張と根拠を組み立てるのが難しく感じることも多いです。
そこでライティング(英作文)の模範解答(モデルエッセイ)のパターンを掴むことで、「あーなるほどね。こんな調子で書いてけばOKなんだな」という感覚を身に着けられるわけですね。
2.本番演習
写経を通して「こんな調子で書けば良いんだな!」という感覚が身に着いたら、本番演習をして試験本番の感覚を身につけましょう。
写経で身に着けた模範解答(モデルエッセイ)のパターンを使って、提示されたトピックと関連ワードで自分の主張を組み立てていきます。
写経に慣れてきた段階で「もうコレ行けるやん!」って思ってたものでも、実際に試験本番形式で演習するとあやふやな部分が見つかります。
本番演習を通して「詰めていく」イメージですね。
英検準一級に受かる英作文の教材とは?
英検準一級のライティング(英作文)は、模範解答(モデルエッセイ)の写経と本番演習をすることで短期間の対策で高得点を十分に狙うことができるとお伝えしました。
ここからは、英検準一級のライティング(英作文)の写経と本番演習に使える教材を紹介します。
1.英検準一級 最短合格 英作文問題完全制覇
↓「英検準一級 最短合格 英作文問題完全制覇」は、英検準一級のライティング(英作文)のトピックを24個分、そしてトピックに対してそれぞれ肯定と否定の立場から合計48個もの模範解答(モデルエッセイ)に取り組むことができます。
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模範解答(モデルエッセイ)に「たくさん」取り組めるというのが大切です。
なぜなら、問題数が少ないと「もったいない」という気持ちが発生してしまいがちですが、たくさん問題が載っていることでサクサクと取り組めるからです。
「英検準一級 最短合格 英作文問題完全制覇」には、トピックとモデルエッセイ以外にも「役に立つフレーズ集」が載っていますが、筆者は最終章の「実演編」だけに取り組みました。(対策期間を短縮したかったからです。)
実際に、実演編だけで本番で8割オーバーの得点ができたので、実演編だけに集中して取り組むのが効果的だと言えるでしょう。
2.英検準一級 過去6回分 全問題集
先述した「英検準一級 最短合格 英作文問題完全制覇」で写経に十分取り組んだら、いよいよ↓の「英検準一級 過去6回分 全問題集」で本番演習に取り組みましょう。
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「英検準一級 過去6回分 全問題集」はライティング(英作文)以外にも英検準一級の全技能を演習できるので、英検準一級を受験する人には必須の教材だと言えます。
英検準一級の過去問は他にもありますが、6回もの過去問に取り組めて、かつ解答解説が丁寧なので英検準一級の過去問の中でも人気が高い一冊です。
リーディングとリスニングの対策もしつつ、ライティングの対策も写経の後に過去問で6回分取り組みましょう。
6回も本番演習をすれば、写経で養ったライティング力を本番でも十分に活かせるようになっていますよ。
まとめ
この記事では、英検準一級に合格するために、英作文を短期間で得点源にできる具体的な勉強法と教材をお伝えしました。
英検準一級に合格するには、堅実で適切な勉強法にしっかり取り組むのが大事です。
以下の関連記事では、英作文以外にも英検準一級に合格するための堅実で具体的な勉強法を解説しているのでそちらも参考にしてください。↓
英検準一級のリーディングパート対策はこちら↓