「TOEICのPart4、どんな勉強すればスコアが伸びるかわからない!」
「TOEICのPart4のスコアが伸びれば、TOEIC全体のスコアもグッと伸びるのに!」
そんな悩みをお持ちではないですか?
TOEICのPart4は正しく学べば誰でも効果的にスコアを伸ばすことができます。
しかしTOEICのPart4は、リスニングパートの中でも長文がスラスラと読まれていくので、苦手に思われる方も多いです。
現にこれを書いている僕も、TOEICのPart4に長らく苦手意識を持っていました。
この記事では、そんな筆者でも現在Part4を8割(24/30)以上の得点率で安定させられるようになった勉強法を紹介します。
※TOEICPart4の対策は、同じリスニング長文パートであるPart3と重なる部分が多いので、以下のパート3対策の記事をベースにして作っています。↓
パート3の記事をベースにはしていますが、内容はPart4に特化して作っているのでご安心ください。
目次
TOEICPart4対策に効果的な勉強法1|オーバーラッピング
TOEICPart4対策でめちゃくちゃ効果的だった勉強法で、まず真っ先に挙げたいのが「オーバーラッピング」です。
オーバーラッピングについては、TOEICパート3の解説記事でわかりやすく紹介しています。↓
オーバーラッピングとは、リスニング音声を再生しながら、スクリプト(英語の台本)を見て音声を追いかけるように自分の口から発音する勉強法です。
文字で説明するよりも実演しているのを見たほうがわかりやすいと思うので、↓の動画を参考にしてみてください。
特にTOEICのPart4対策でオーバーラッピングをするときは、TOEIC公式問題集やTOEICの良質な模試(至高の模試600や究極の模試600+、精選模試リスニング等)などを使って、実際のTOEICPart4本番と同じ形式の音声を使って行うと効果的です。
なぜなら、英語のスクリプト(台本)を読みながら練習ができるので、リスニング力の底上げだけじゃなく、「TOEICPart4の傾向を掴む」ことができるからです。
TOEICPart4の傾向を掴めれば、本番中にPart4の音声を聞きながら、「よくあるパターンだと、次にこんな展開になりそうだな」と予測を立てながら聞けるので、スコアに直結する勉強法だと言えますね。
さらに、スクリプト(台本)を読みながら問題文に目を通すことで、「なるほど、このアナウンスは相手にこんな行動(開園より早く到着する。クーポンを受け取るためにアプリに登録するなど)をして欲しくて話しているんだな」という思考回路ができます。
まさに、オーバーラッピングが「TOEICPart4に特化した勉強方法」だと言えますね。
TOEICPart4対策に効果的な勉強法2|シャドーイング
「シャドーイング」も、TOEICPart4のスコアをグッと伸ばすのを後押ししためちゃくちゃおすすめの勉強法です。
シャドーイングも、TOEICパート3の解説記事でわかりやすく紹介しています。↓
シャドーイングは、リスニング音声を流しながら、聞こえた英語を後を追うように自分の口から発音していく勉強法です。
文字よりも実演しているのを見たほうがわかりやすいと思いますので↓の動画を参考にしてみてください。
シャドーイングもオーバーラッピングと同じく、TOEIC公式問題集やTOEICの良質な模試(至高の模試600や究極の模試600+、精選模試リスニング等)などを使って、実際のTOEICPart4本番と同じ形式の音声を使って行うと効果的です。
シャドーイングはオーバーラッピングに比べて、スクリプト(台本)を見ずに、音声を「聞く」のと「声に出す」のを同時に行うことから、より高い負荷で集中してリスニング力の底上げができるのが大きな利点です。
ただし、シャドーイングは高い負荷で取り組む分、TOEICのPart4のような長文の音声で行うと慣れるまでが大変でもあります。
なので、しばらくTOEICのPart4にはオーバーラッピングで取り組み、慣れたPart4の音声&文章で取り組むのが良いですよ。
TOEIC Part4の傾向・要点
TOEICのPart4のスコアを伸ばすには、先述した「オーバーラッピング」と「シャドーイング」を使って「TOEICPart4の傾向と要点」を掴むのがとても効果的です。
オーバーラッピングもシャドーイングも有名な勉強法ですが、「Part4の音声、英文を使って」勉強するのをおすすめした理由は「TOEICPart4の傾向と要点を掴む」ことにあったわけですね。
TOEICPart4の傾向・よくあるパターン
TOEICのPart4は、英語の話し手が一人で話す形式が取られています。
よくあるパターンは以下のとおりです。
- 電話の自動メッセージでお得なクーポンやサービスのプランを説明される
- 留守電で同僚や上司から、「オフィスにある書類をスキャンして電子メールで転送して欲しい」「オフィスに自分宛ての荷物が届くから受け取っておいて欲しい」などの複数の依頼をされる
- 空港やバスターミナルなどのアナウンスで、「便に遅れが生じている理由を説明される」「最終目的地到着の予想時間をアナウンスされる」「乗り換えの手順を説明される」「お得なプランを受け取るため、アプリの加入を促される」
こうしたTOEICPart4の傾向が身につくと、音声を聞きながら「このパターンだと、次こういうこと言いそうだな」といった「予測」を立てながら取り組めるようになります。
予測を立てながら音声を聞けるようになると、かなり余裕を持って音声を理解できるようになるので、Part4のスコアがグッと伸びるわけですね。
オーバーラッピングとシャドーイングがPart4対策に最適な理由
TOEICPart4の傾向は「覚える」のではなく、「身につく」ことでしか養われません。
ですから、オーバーラッピングやシャドーイングを通して、実際のTOEICPart4の英文を口に出し、「英語を話す側の思考回路」を意識して「なるほど、このアナウンスは、聞き手にこんな行動を促しているんだな」といった思考回路が養われていくことで、初めてTOEICPart4の傾向が「身についていく」わけです。
まとめ
この記事ではTOEICのPart4で本当に効いた勉強法をお伝えしました。
TOEICは戦略的に対策をしていくことがスコアを劇的に伸ばすコツです。
↓の関連記事では、TOEIC全体を通した対策法をまとめていますのでぜひそちらも参考にしてください。
TOEICPart3の対策はこちら↓