英単語の勉強は、初心者も上級者も問わずに英語力を高めるのに必須の勉強です。
その反面、以下の理由を代表に、挫折を伴いやすい勉強法でもあります。
- 多すぎる必須英単語の数
- 丸暗記の作業感
特に英語初心者や単語学習が苦手な人は、やり方を間違えて挫折するリスクが高いです。
そこでこの記事では、以下についてお伝えします。
- 初心者が陥りがちな、英単語の勉強の落とし穴
- 英単語学習を加速させる「自作英単語ノート」の作り方とメリット
- 「英単語帳は効果ない!」と主張する人たちの正体
- 脳科学的に効果的な英単語の覚え方
目次
【結論】英単語の勉強 落とし穴はこの2つだ!
英語初心者や単語の勉強が苦手な人が陥りがちな大きな落とし穴は、以下の2点だと言えます。
1.単語帳のこだわりすぎ
2.最初から多くを覚えようとしすぎる
↑これらの傾向から、「あまり英単語を効果的に覚えられていない気がする……。英単語帳が自分に合っていないからなんじゃないか……?」と考えてしまい、結果英単語を覚えられないまま挫折してしまうケースが非常に多いのです。(筆者もこのパターンで何度も挫折しました。)
しかし、以下の意識にシフトすることで、上級者にも負けない「英単語を身につけるプロセス」を再現することが可能です。
- 「良質な単語帳に差はない」という意識
- 1周目〜2周目はシンプルな暗記で良い
- 効果を実感するのは3周目からで良い
↑に挙げたような、「英単語を挫折するメカニズム」と「上級者にも負けない英単語を身につけるプロセス」を詳しく知ることで、英語力をステップアップさせる度に必要な「英単語力の身につけ方」を得られます。
↓の詳しく解説した記事を参照してみてください。
4周目以降はどうすればいいの?
英単語帳を3周しても、「完璧に覚えた!」と言えるレベルにはまだほど遠いでしょう。
頭のいい東大生でも、3周で1500を超える英単語帳を完璧に覚えられる人のほうが少数です。
そこで、3周目以降は「苦手な単語に”だけ”集中して覚える工夫」が必要です。
苦手な単語に”だけ”集中するために、おすすめの方法があります。「自作ノートの作成」です。
「自作ノート」とは、3周しても覚えられない「苦手な単語」や、問題集で出会った「知らなかった単語」をまとめておくノートのことです。
「自作ノート」を作ることで得られる詳細なメリットは、↓以下の記事で詳しく解説しています。
【注意!】「単語帳は効果ない!」派の正体
英単語の勉強の話題になると……
- 単語帳は時間の無駄!
- 実際の英会話 or 問題集で覚えるべき!
↑という意見を聞くことがありますが、これには注意が必要です。
というのも、↑の意見は「半分正解、半分間違い」で、混乱を招くからです。
英語の勉強方法に「待った」をかけられると、「自分の勉強法は非効率なんじゃないか」という不安に駆られます。
不安に駆られること自体が非常に不利益で、頭の片隅に不安があるだけで、意識が他の勉強法に移ってしまい、挫折のリスクをグンと高めてしまいます。
結論から言えば、単語帳が必要か不要かは、「学習者の現在の学力、英単語力に依存する」といえます。
そして肝心なのは、「自分にマッチした学習法に焦点を絞って、しっかりとやりきること」だといえます。
つまり、「英単語帳をやってる人はバカです。今すぐやめましょう。」みたいな極端な情報に踊らされないことが大切です。
英単語帳が「効果的な人、そうでない人」の「特徴やその根拠」については、以下の記事で詳細に解説しています。
効率的な英単語の覚え方
英単語帳や自作の英単語ノートには、効果的な覚え方があります。
↓例えば以下の点を実践するだけで、記憶への残り方が段違いです。
- 24時間以内に復習する
- 7日以内に復習する
- 30日以内に復習する
英単語を覚える効果的な方法については、↓の記事で、脳科学の観点から詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事では、英単語を効果的に身につけるための勉強方法について包括的にまとめました。
ここまでお読みのあなたは、今からどのように英単語の勉強に取り組めば、効果的に身につくのかを知っていて、すぐに取り組むことが出来るようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語学習をより効果的にできれば幸いです。
0から上級レベルの英語を見に着ける勉強法をまとめた記事はこちら↓
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