「英語の勉強って、何から始めたら良いのかわからない!」
「色んな人が色んな勉強法を勧めてるから、どれが正しいのかわからない!」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
特に初心者の方ほど、英語の勉強法の経験値が少ないので混乱しがちです。
しかし、安心してください。
英語初心者には「英語初心者だからこそ」、集中して取り組むことで勉強した成果を実感できる勉強法があります。
この記事では、「初心者だからこそ」効果的な英語の勉強法を紹介します。
目次
「今」から始める英語勉強法は英単語!※初心者ほど効果を実感できます
英語の勉強法で迷う初心者に効果的な勉強法は「英単語」の勉強です。
なぜなら、「英単語がわかること」で以下のメリットが得られるからです。
・英語で「どんな話をしているか」がわかる
例えば、英語を見てやる気を無くすのはどんな場面でしょうか?
「書いてある英語が何を言ってるのかわからない」という場面が一番やる気を削がれるのではないでしょうか。
対して英語で書いてある文章を、「大体こんなことが書いてあるな」と分かれば、「お、自分英語わかるじゃん!」という気持ちになりますよね。
現に、英語がわからない人から見ると、「大体こんな話をしている」という大まかな意味がわかるだけでも、かなり尊敬のまなざしを向けられます。

実際に英単語がわかると、例えば長文の間に「Environment(環境)、Decrease(減少)、Animals(動物)、Ecosystem(生態系)」などの単語が分かれば、「なるほど、環境問題と、動物の生態系の話をしているんだな。」と大体の意味は予測できます。
英語の初心者にとって、この「読めてる感」「わかってる感」は、大きな自信につながります。
「なんにもわからない」状態から、「大体わかる」状態へ変化するわけですから。これは大きな変化です。
以上のことから、「英語初心者ほど、英単語の勉強が非常に効果的だ」と言えます。


英単語から始める英語勉強法 具体的には何をすれば良い?
「英単語をやれば良いのはわかった!」
「じゃあ、英単語はどうやって勉強すると良いの?」
↑のように思った方が多いでしょう。
英語初心者が英単語を学ぶのに、効果的な勉強法としておすすめなのが、「英単語帳を使って勉強する」ことだと言えます。
なぜなら、英単語帳には「よく出てくる英単語の順番に載っているから」です。
英単語帳について、以下の言葉を聞いたことがあるかもしれません。
・英単語を覚えるのに英単語帳を使うべきじゃない。
・ネイティブスピーカーや英語が出来る人は、単語の丸暗記じゃなくて、文章から単語の意味を覚えるからだ。
・文章からわからない英単語だけを抜き出せば、効率が良いし読解の練習になって一石二鳥だ。
・だから英単語帳を使っている人は英語が出来ないんだ。
↑のように言う人もいますが、これは見当違いです。
そもそも、「英単語を、英語の文章から推測して覚える。わからなかった単語はメモして覚える。」という勉強法は、前提として「英語が得意な人に許された勉強法」なんです。
だって、想像してみてください。
最初から最後まで何もわからない英語を、全部メモして行ったらどうなるでしょうか?
英語を読む余裕もなく、ただ英語を書き写す「脳死の作業」になるのが目に見えてますよね。
対して英単語帳は、こうした「よく出る英単語」を最初からまとめてくれてる状態なんですね。
一番面倒くさくてしんどい「まとめ作業」を、単語帳の側が全部やってくれてるわけです。
だからこそ、英語初心者は特に、一番しんどいところを肩代わりしてくれた単語帳を使って、まず「英語を読めるようになる」ことを第一とすべきなんですね。
要は、「ガリガリの人がいきなりボディビルダーのゴリマッチョのトレーニングをするとケガをする」のと同じで、「初心者は達人の真似をするな!」というわけですね笑


こうした「単語帳意味なし問題」については↓の関連記事で詳しく話しているのでぜひ参考にしてください。
英語初心者の勉強法におすすめの単語帳厳選2選!
「単語帳をやれば良いのはわかった!」
「じゃあ、初心者はどの単語帳をやればいいの?」
そう思った方も多いでしょう。
ここでは「英語初心者向け」に特化した英単語帳を厳選して紹介します。
1.Value1400【超初心者向け!】
Value1400は高校生向けの英単語帳です。↓
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何を隠そう、今これを書いているボクが通っていた高校で使われていた英単語帳です笑(本屋さんで普通に売られているタイプなのでご安心を)
Value1400の良いところは、学生時代に英語が苦手だった人でも覚えているレベルの英単語(NurseやPersonなど)から載っていることです。
最初から100%知らない英単語帳を勉強するのと、最初からある程度知っている単語が乗っている英単語帳を勉強するのとでは、挫折率が全く違います。
英単語は「反復学習=繰り返しの復習」が前提ですから、そもそも挫折率が高いです。
挫折率が高いのは、2周目、3周目をやる時点で「覚えたはずの単語覚えてないじゃん!やる気なくなった!やーめた!」となりやすいのが大きな要因です。

そこで、最初からある程度知っている単語が載っている英単語帳を選ぶことで、サクサクっと2周、3周を終え、次のレベルの単語帳へ進める方が効果的なわけです。

以上のことから、英語初心者にこそおすすめしたい英単語帳にValue1400が挙げられます。


2.TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ【大学生・社会人向け!】
英語初心者の大学生や社会人には「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」がおすすめです。↓
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「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」は、TOEICという日本で最も有力な英語資格の1つによく出る英単語をまとめた英単語帳です。
「なぜ英語初心者の大学生と社会人にこれを勧めるのか?」と聞かれたら、「今現在、TOEICが大学生と社会人に求められているから」だと答えます。
要は、現代日本の大学生と社会人が「英語どれくらいできる?」の目安として、「TOEIC何点?」と聞かれるのが普通になっているんです。
現に、就職活動では英検よりもTOEICのスコアの方が重視されています。

なので、大学生や社会人はTOEICを意識した英語の勉強をするうま味が強いわけですね。
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」は、TOEICの単語帳の中でも初心者向けに作られているため、TOEICと基礎英単語を同時に覚えられて一石二鳥です。
以上のことから、英語初心者の大学生・社会人には「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」がおすすめだと言えます。


英単語の勉強が終わったら?
英単語の勉強が終わったら、いよいよ英文法に移りましょう。
英文法を勉強すると、英単語だけ勉強した時に比べて以下の変化が現れます。↓
・「大体わかる」から「はっきりわかる」に変わる
・英語を読むのが「楽」に、「楽しく」なる
なぜ↑のような変化が現れるかと言えば、英語を「単語」ではなく「文章」として読む力が備わるからです。
「文法かぁ、ちょっと難しそう……」と思った方、大丈夫です。安心してください。
英単語と同じく、英文法にも「初心者だからこそ伸びやすい勉強法・参考書」があります。
具体的には、↓の「大岩のいちばんはじめの英文法」がおすすめです。
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「大岩のいちばんはじめの英文法」は、「いちばんはじめの」の名の通り「中学レベル(英語教育スタートレベル)」から、高校一年生レベルの英文法を、わかりやすく丁寧に解説しています。
この「高校一年生レベルまで」というのがとても大事で、「英語を読んだり話したり」するための知識として、「理解しやすい」かつ「実用的である」ラインを絶妙に突いているのが「中学~高校一年生レベル」なわけです。
分厚い文法書に手を出さなくても、この1冊で必要な文法事項の大部分を身に付けられるわけです。


英文法を学ぶことで、英語を読むのが楽になる理由や、具体的な勉強法を詳しく書いたのが以下の記事なので、そちらもぜひあわせて参考にしてください。↓
まとめ
この記事では、英語の初心者こそが、成果を出しやすい英語勉強法に特化してお伝えしました。
英語の初心者は、まず「英語が大体わかる」「英語がわかる感覚」を身に着けるのが大切です。
以下の関連記事では、脳科学的な根拠に基づいて最適な効率で英単語を覚える方法も詳しくお伝えしているので、ぜひそちらも併せてご活用ください。
今回の記事と併せて読むことで、相乗効果を生んで何倍もの効率で英単語の勉強を進められるようになりますよ。↓